症例集

【case021】
肩関節周囲炎(五十肩)

主訴 肩関節周囲炎(いわゆる五十肩の症状)

兵庫県神戸市在住 30代女性

主訴の状況

1年ほど前から徐々に腕を動かした時、肩に痛みが出現するようになる。

4か月ほど前から肩関節を屈曲、外転した時にキツイ痛みで動かせなくなる。

図で説明しますと…




これくらいの角度で、両肩ともキツイ痛みが出て動かすことができなくなります。

日常生活でかなり不自由になり、病院や様々な接骨院・鍼灸院の治療を受けても改善されなかった為、当院へ来院されました。

その他の問診情報

4年ほど前から両肩の肩こりが起きやすくなる。

肩こりがキツイ時は頭痛も起きる。

1歳9か月の娘とご主人と3人暮らし。

平日は娘とずっと二人きり。

治療内容

背中、頭、手首にあるツボを使用。週一回のペースで治療を開始。

初診時
治療直後屈曲・外転ともに90度くらいまで曲げれるようになる。

二診目
治療後3日くらいまでは治療直後くらいまで動かせていたが、徐々に痛みが戻り、一週間後にはほとんど元通りの可動域だった。
治療直後にはまた前回同様まで回復する。

三診目
今度は4日間ほど動かせていた。一週間たっても前回より少し動かせれるようになっていた。
治療後屈曲140度ほど動くようになる。外転は110度程。

四診目
3日間ほど前回同様が続きその後少しずつ痛みが出るが屈曲・外転共に90℃以上上がっている。
治療直後屈曲は180度すなわち真上までピンと挙げれた。半年以上ぶりに手を挙げられ感動されていました。

その後五診目で治療後屈曲・外転共に真上まで上げれるようになり、七診目で一週間ずっと痛みが出なくなりました。

その後は二週、三週と治療期間を開けても痛みが出なくなり、今ではもう痛みが出ることはないそうです。

解説

30代の女性なのに五十肩になってしまいました。

しかもかなりキツイ…

何歳でも五十肩(肩関節周囲炎)になる可能性はあるんです。

今回の方の場合一番の原因は頑張りすぎです!

出産後から、おんぶしながらの家事、子育て、夜泣きの対応、授乳………

元々根が真面目なこの方は、非常に一生懸命頑張りました。

もちろん旦那さんの協力もありましたが、なるべく旦那さんにも両親にも頼るのは悪いという思いだったそうです。

そんな日々が続くことにより、四六時中心身共に力がバリバリに入った状態になっていたのです!

東洋医学的にこのような状態が続くと、身体の中でのめぐりが極端に悪くなり、気血の通り道を塞いでしまう事があります。

気血の通り道を塞いでしまうことにより、これだけのキツイ痛みと運動制限が起きてしまったのです。

治療内容は…
一番の原因である心身共に力が入った状態を改善し、更に気血の通り道の塞がりを改善する事です。

いつもながら非常にシンプルです☆

最初のうちは治療で流れが良くなっても、日々の生活の疲れによってまた、流れが悪くなってしまっていましたが、治療を続けるうちに徐々に心身共に力を抜けるようになってき、痛みも起きないようになりました。

患部へ直接治療や単なる痛み止めの治療ではここまで綺麗に痛みが出なくはならなかったと思います。
徐々に可動域が狭くなり、もっとひどい状態になっていたかもしれません。

こういう痛みの疾患でも、患部だけではなく体全体を診て治療を行う事が大事なのです。

家事や子育ては簡単なものではありません。我慢せずに疲れが溜まって様々な症状が出る前に安積鍼灸院に頼って来てくださいね☆

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