症例集

【case016】
発作(動悸・血圧上昇・呼吸困難・頭痛・めまい)


主訴 発作(動悸・血圧上昇・呼吸困難・頭痛・めまい)

60代 兵庫県西宮市在住 女性 

主訴の状況

回転性のめまいが出現する。起き上がるのも辛くずっと寝て過ごすしかなかった。

4日程寝込み、回転性のめまいは少しマシになるが、ふわふわしたキツイめまいが常に起きる様になる。

その後夜に強い動悸、頭痛、血圧の上昇、呼吸困難などの症状が起きるようになる。

この状態のまま数日後に当院へ来院される。


その他の問診情報

主訴発症の3ヶ月程前から、心身共にかなり疲れる事が一日中続くようになる。
主訴発症の1週間前にかなり強いショックな出来事があった。

年中キツイ肩こりがある。

朝起きた時、長時間の同じ姿勢で腰痛が起きやすい。

東洋医学的な原因

心肝火旺

治療内容

治療配穴は手の後谿、足の申脈、頭の百会。

反応の顕著に出ている個所に刺鍼。

【二診目】
初診のあとから強い動悸、頭痛、呼吸困難は治まる。
夕方に過度な血圧の上昇が起きた。
めまいと頭重感は残っている。

【三診目】
少し動悸が夕方に起きる。
血圧は安定していた。
めまいと頭重感は残っている。

【四~七診目】
ほとんどの症状は改善するがめまいと頭重感が朝と夜に起きる。

【八診目以降】

普段の生活している間は、全ての症状が出なくなる。
孫の世話での疲労、過度なストレスにより、時々少しだけ動悸や頭痛、めまいが起きる事があるが、休めばすぐに治まる様になっている。

解説

この方起きる発作は、動悸、血圧上昇、呼吸困難、頭痛、めまい等様々な症状が同時に出現しています。

一見すると悪いのは心臓?肺?頭?耳?

難しいですよね。


東洋医学的にこの様な発作が起きた原因は、

数ヶ月間過度な心身疲労が続いていた事、またかなり大きなショックがあったという事です。

PCなどの家電は過度に使い過ぎて、休む間も無かったら熱がこもり、熱くなりすぎてショートしてしまいますよね。

人間の身体でも同じ事が起きてしまうのです。

長期間心身疲労が続く事により、身体の中に過度な熱がこもってしまいます。

身体の熱は基本的に上半身へとのぼせ上がってしまいます。

その過度な熱が今回の発作を起こしたのです!!

治療としては、身体にこもっている過度な熱を上手く冷ます様に、あとは心身両方の疲れを取っていくようにしました。

身体の熱が治まり、心身両方の疲れが取れてくることにより、様々な症状の発作が治まったのです。

本当に鍼でそんな事が出来るの?と思われるかもしれませんが…

患部に直接打つではなく、東洋医学を駆使すれば可能なのです♪

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